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Design labo for Architecture

renovaton-Shinbashi S bldg-

1月から現場が進んでいるビルのリノベーション。ようやく完成が近づいてきた。
友人のための住宅なのだが、施工は友人の父上が行うセルフビルドに近い形で進められた。
設計図書を元に施工されているかどうかの監理が非常に難儀ではあったが、友人も非常に満足しているようでなによりである。
1.4mx3mの大きなSUS天板のアイランドキッチンの据え付け工事がほぼ終了。
テーブルを兼ねたアイランドキッチンが現場に到着した時は大きすぎたかな。。。と不安になったけど設置されると考えていた通り空間の気積に
フィットした心地よい大きさとなり、キッチンというよりはもう一つの床のように見えてきて面白い。
大人数が同時に食事ができる場所という要望に対してキッチンとダイニングを分けて考えるのではなく大きなキッチンで食事をするような、
ダイニングテーブルで調理するような感じられ方をするのではないかと期待している。

今からそこで食事をすることが楽しみでならない。

キッチンとダイニングを別々に作っていたら、この場所には中途半端な場所になってしまったかもしれない。
この大胆な提案に対してそれを理解し実現させようという友人夫婦の決断を裏切らずにリアライズできたかなと思っている。


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